臨書。
臨書ってのは古典を倣うこと。
そっくりに書く勉強。
何事も模倣から始まるのです。
勉強すればするほどその古典の細かいところが見えてきて。
それを作品に反映させる。
ここはここより細いな、ここはもっと下がってるな。
この線を太くしてバランスをとってるな、と。
やればやっただけ、書けば書いただけ、どんどん
細かく見ることができて。
それが古典をやる面白みというか醍醐味なんだけど。
反映させればさせるほどお手本と違ってきて。
(一応、先生が書いた臨書のお手本がある)
ああ困った。
その先生はなぜそうしたか、ということに思いを馳せる。
どうしてこういう表現をしたんだろう…。
それがまだ分からない。
ああ困った。